「月読の会」でおなじみの大阪大学名誉教授 長谷川晃先生が、
本年の日本学士院賞を受賞されました。
対象となったご研究は「ファイバー中の光ソリトンの発見と
プラズマ乱流の自己組織化に関する研究」です。
先生のこの研究により、
今のIT時代の基盤となる超高速・大容量の通信が可能になりました。
長谷川先生によると、ソリトンや乱流の自己組織化は自然が生み出す美しい状態で、
一見エントロピー増大の法則(世の中が乱雑になる)と相矛盾する現象です。
これは20世紀の物理学と計算機科学が生み出した面白い現象であり、
あるがままの自然の摂理を説いた「老子」の哲学にも通じるものだそうです。 |