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10/21(金)の「キエフ40周年感謝の集い」に沢山の方々に参加いただきました。

この店は1972年に私の父の加藤幸四郎によって創業されました。
55年前に東京で「スンガリー」というロシア料理店を立ち上げており、
郷里の京都でも是非ロシア料理店をやりたいということで、
この鴨東ビルが出来た時に6階のスペースをお借りして始めました。
丁度その時期に、京都市と、当時はソ連時代ですが、ウクライナのキエフ市が
姉妹都市提携を交わしましたので、「キエフ」と名づけたのです。

それから20年で父はこの祇園で皆さんに愛される店に育て上げましたが、
1992年に突然他界しました。

その後どうしようかと思案したのですが、沢山のキエフファンの方々から温かい激励の
言葉をいただき、東京の「スンガリー」の責任者でもあった妹の加藤幸子に兼務で社長
を引き受けてもらい続けることが出来ました。

約一年後、私の妻の加藤智恵子に三代目の社長を引き受けてもらいました。
手前味噌になりますが、妻はそれから12年の間に
今の店の基盤づくりをしてくれたと思っています。

私の会社務めが終わって四代目の社長となった訳ですが、
父から引き継いだこの20年は、「失われた10年とか20年」とか言われる時期であり、
ずっと不況とデフレの連続だったような気がしております。

こうした厳しい環境の中で40周年を迎えられましたのも、ひとえに皆さまのお陰であり、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
40年続けていて良かったと思うことがあります。
「この店でデートをしてプロポースされたのよ」というご家族が
孫まで連れて来て下さる事があります。
「この店の開店の日に学生アルバイトをしていました」という方が来店されました。
「今は東京で働いていますが」と、出張の度に寄って下さるお客様もいらっしゃいます。

年代に関わらず、いつも変わらない味のボルシチやピロシキを楽しんで頂き、
懐かしさとホッとした気分で過ごして頂ける空間をこれからも目指したいと思っています。

さて、京都市とキエフ市の姉妹都市提携も今年で40周年を迎えました。
この9月初めにウクライナのキエフ市でその祝賀会が開かれました。
門川大作京都市長と70名を越える京都市民が、当店からは 私と妻の智恵子も
参加しました。
キエフ市民が東日本大震災の復興支援のチャリテイーコンサートを始め数々の
記念行事を開催して歓待してくれました。

私どもはささやかな店でありますが、この両都市の友好という大きな流れの中で
歩みを進めることが出来ることは本当に有難いことだと思っています。

これからも従業員一同、もっとお客様の目線に立って、もっと満足していただける店を
目指して精進する所存です。
これからも変わらないご指導とご鞭撻をどうかお願い申し上げます。

2011年10月21日 

代表取締役 社長 加藤幹雄拝
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